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住まいのお役立ち情報

2026.09.28(更新日:2026.09.28)

名古屋の中古マンション相場|価格推移10年分と区別の差【2026年】

名古屋の中古マンション相場│価格推移10年分と区別の差

名古屋の中古マンション相場とは、購入を考える方がまず押さえたい価格の目安で、この10年で約4割上がり、今も2,900万円台と高い水準が続いています。

東京カンテイの調査によると、70㎡換算の売り出し価格は2016年の2,059万円から、2025年には2,907万円まで上昇しました。一方で、中区・東区・千種区の中心3区は約4,000万円と市全体より1,000万円以上高く、エリアによる差が大きいのが名古屋の特徴です。

この記事の要約

  • 名古屋市の中古マンション価格は10年で約4割上昇し、2026年は2,900万円台で横ばいが続いています
  • 中心3区と市全体では1,000万円以上の差があり、区によって価格の水準や動きが異なります
  • 相場は「成約価格・㎡単価・推移」の3点で読むのがポイントです

くらココ。では名古屋エリアの中古マンションを約7,000件掲載しています。会員限定の非公開物件もありますので、気になる物件があればお気軽にご覧ください。

この記事は、宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・マンションリノベーションアドバイザーの有資格者が集まるくらココ。編集部がお届けします。名古屋の中古マンションに特化して10年、累計10,000組以上のご相談をいただいてきました。価格の流れをつかんで、納得のいく住まい選びに役立てていただけたら幸いです。

目次

名古屋の中古マンション相場とは|価格推移を見る前の基本

価格推移を見る前に、「相場」が何を指すのかを確認しておきましょう。どのデータを見るかによって、数字が数百万円変わることもあります。

中古マンション相場とは

中古マンション相場とは、似た条件の中古マンションの価格の目安のことです。「いくらで売り出され、いくらで取引されているか」をもとに算出されます。

中古マンションは、築年数や広さ、駅からの距離が1戸ずつ異なります。そのため、1件の価格ではなく、多くの事例の平均や単価で見るのが一般的です。

東京カンテイの調査では、名古屋市の中古マンション価格は2,907万円でした(2025年の年間平均・70㎡換算)。「70㎡あたり」のように条件をそろえると、年ごとに比べやすくなります。

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格年別推移(25年・年間版)」2026年1月22日公表
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c2025.pdf

相場を読む3つの指標

相場を見るときは、どの指標の数字なのかを意識することが大切です。

指標 どんな価格? 見るときのポイント
売出価格 売主が「この価格で売りたい」と出している価格 実際の取引は、ここから下がるケースが多いです
成約価格 実際に売買が成立した価格 実勢に近い一方、公表までに時間がかかります
㎡単価・坪単価 価格を広さで割った1㎡(1坪)あたりの価格 広さの違う物件どうしを比べやすくなります

名古屋の相場を調べられる主なデータ4つ

データ名 発表元 わかること 価格の種類
不動産価格指数 国土交通省 住宅価格の動き(全国・都市圏別など) 取引価格
不動産情報ライブラリ 国土交通省 住所ごとの取引価格・成約価格 取引価格・成約価格
市場動向データ(愛知県) 中部レインズ 愛知県の中古マンションの成約・在庫の動き 成約価格など
中古マンション70㎡価格推移 東京カンテイ 名古屋市・中心3区の月別・年別の推移 売出価格

不動産価格指数

不動産価格指数は、取引価格の動きを数値化した指標です。国土交通省が年間約30万件の取引情報をもとに、毎月公表しています。2010年平均を100としているため、当時からの変化がわかります。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000085.html

不動産情報ライブラリ

国土交通省が運営する、不動産の価格や周辺情報を調べられるサイトです。2005年第3四半期以降の取引価格を、四半期ごとに検索できます。
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/tochi_fudousan_kensetsugyo_tk17_000001_00038.html

中部レインズ(中部圏不動産流通機構)

中部レインズは、国土交通大臣が指定した「指定流通機構」のひとつです。指定流通機構とは、不動産会社どうしが物件情報を共有する公益法人のことです。愛知県の市場動向データが、四半期ごとに公開されています。
https://www.chubu-reins.or.jp/pref_report?key=aichi

東京カンテイ

売り出し中の物件の希望価格を、行政区ごとに70㎡換算で集計しています。売出価格ベースのため、成約価格より高めに出るケースが多いです。
https://www.kantei.ne.jp/report/

不動産ポータルサイトの相場ページも、手軽に見られて便利です。ただし売出価格をもとにしているものが多いため、目安として使いましょう。推移を確認するときは、公的データとあわせて見るのがおすすめです。

※URLは2026年9月時点のものです。

名古屋の中古マンション価格推移10年分|2016〜2026年の流れ

ここからは、名古屋市の中古マンション価格が10年でどう動いたかを見ていきます。データは、年ごとに比べやすい東京カンテイの70㎡換算価格を使います。

年別に見る名古屋市の中古マンション価格推移

名古屋市の中古マンション価格推移

年 70㎡換算価格 前年比 平均築年数
2016年 2,059万円   23.7年
2017年 2,165万円 +5.1% 24.3年
2018年 2,310万円 +6.7% 24.6年
2019年 2,410万円 +4.3% 25.6年
2020年 2,358万円 −2.2% 26.3年
2021年 2,496万円 +5.9% 27.2年
2022年 2,705万円 +8.4% 27.2年
2023年 2,800万円 +3.5% 27.2年
2024年 2,770万円 −1.1% 28.4年
2025年 2,907万円 +4.9% 28.5年

※各年の年間平均。売り出し価格(売り希望価格)を70㎡に換算した数値です。
※前年比は、東京カンテイの公表値をもとに編集部で算出しています。
出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格年別推移(25年・年間版)」2026年1月22日公表
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c2025.pdf

10年間で、価格は2,059万円から2,907万円へ約41%上がりました。下落した年は、2020年と2024年の2回だけです。

注目したいのは、平均築年数の動きです。10年で23.7年から28.5年へと、約5年古くなっています。一般的に、物件は古くなるほど価格が下がりやすいとされています。それでも価格が上がっていることから、相場全体の底上げが進んだと考えられます。

10年間を3つの局面で振り返る

局面 期間 価格の動き 特徴
① 緩やかな上昇期 2016〜2019年 2,059万円 → 2,410万円 毎年4〜7%ほどのペースで上昇
② 上昇の加速期 2020〜2022年 2,358万円 → 2,705万円 2020年に一度下がったあと、2年で約15%上昇
③ 高値圏での足踏み期 2023〜2026年 2,800万円前後 → 2,900万円台 上下をくり返しながら、伸びが緩やかに

① 緩やかな上昇期(2016〜2019年)

4年連続で上がり、2019年には2,400万円台に届きました。1年あたりの上昇幅は、100万〜150万円ほどです。

② 上昇の加速期(2020〜2022年)

2020年は前年より2.2%下がり、10年間で初めてのマイナスでした。その後は2021年に5.9%、2022年に8.4%と上昇幅が大きくなっています。2022年の8.4%は、10年間でもっとも大きな上昇率です。

③ 高値圏での足踏み期(2023〜2026年)

2023年は2,800万円に達したものの、2024年は小幅に下がりました。2025年は再び上がり、10年間で最も高い2,907万円となっています。価格が上がった背景については、後半の「価格が動いた要因と今後の注目点」で解説します。

2026年現在の相場の位置づけ

2026年に入ってからも、名古屋市の価格は2,900万円台で推移しています。

時点 名古屋市 名古屋市中心3区(中区・東区・千種区)
2026年5月 2,960万円 4,096万円
2026年6月 2,929万円 4,040万円
2026年7月 2,926万円 4,029万円

※70㎡換算の売り出し価格です。
出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格月別推移」2026年8月24日公表(2026年7月分)
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202607.pdf

2026年7月時点の名古屋市は2,926万円で、3カ月続けて小幅に下がりました。東京カンテイは、上値が重い状況が続いているとしています。2026年7月時点の前年同月比でも、上昇率は1%に届いていません。

10年前と比べると高い水準にある一方、2026年は横ばいに近い動きです。これまでのような上昇ペースは、落ち着きつつあるとみられます。

中心3区は4,000万円台と、市全体より1,000万円以上高い水準です。区によって価格の水準や動きが異なる点は、次で見ていきます。

※URLは2026年9月時点のものです。

区別に見る価格推移の差|上昇が大きかった区・緩やかな区

名古屋市全体の相場は2,900万円台ですが、区によって水準も伸び方も異なります。ここでは、中古マンション価格と地価の2つのデータから、区ごとの差を見ていきます。

中心3区と市全体で広がる価格差

東京カンテイでは、中区・東区・千種区を「名古屋市中心3区」として集計しています。毎年7月時点の価格を並べると、次のようになります。

時点 名古屋市 中心3区(中区・東区・千種区) 価格差
2020年7月 2,359万円 3,008万円 649万円
2021年7月 2,522万円 3,219万円 697万円
2022年7月 2,708万円 3,563万円 855万円
2023年7月 2,785万円 3,655万円 870万円
2024年7月 2,804万円 3,780万円 976万円
2025年7月 2,907万円 3,837万円 930万円
2026年7月 2,926万円 4,029万円 1,103万円

※70㎡換算の売り出し価格です。価格差・上昇率は編集部で算出しています。
出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格月別推移」2026年8月24日公表(2026年7月分)
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202607.pdf

2020年7月から2026年7月までの6年間で、市全体は約24%上がりました。一方、中心3区は約34%上がり、市全体より伸びが大きくなっています。その結果、両者の価格差は649万円から1,103万円まで広がりました。

直近の1年でも、この傾向は続いています。2026年7月時点の前年同月比は、市全体が+0.7%、中心3区が+5.0%でした。市全体が横ばいに近い中でも、前年と比べると中心部は上昇しています。

地価公示で見る区別の上昇率

区ごとの動きは、地価公示でも確認できます。地価公示とは、国が毎年1月1日時点の土地の価格を調べて公表するものです。名古屋市内には、調査の対象となる地点が589地点あります(2026年1月1日時点)。

2026年の地価公示では、名古屋市の住宅地は平均3.1%上昇しました(前年は3.6%)。16区すべてで上昇した一方、上昇率には最大で約6倍の差があります。

区 2026年の変動率 2025年の変動率
熱田区 +6.3% +8.4%
東区 +6.1% +4.2%
中村区 +4.1% +5.2%
千種区 +3.9% +4.8%
昭和区 +3.9% +3.6%
中区 +3.8% +3.1%
名東区 +3.5% +4.1%
守山区 +3.4% +3.8%
緑区 +3.2% +3.5%
天白区 +3.0% +3.5%
瑞穂区 +2.9% +3.6%
南区 +2.2% +3.9%
西区 +2.1% +2.7%
中川区 +1.9% +2.3%
北区 +1.5% +1.5%
港区 +1.1% +1.8%
名古屋市平均 +3.1% +3.6%

※住宅地の平均変動率。各年1月1日時点。
出典:愛知県「令和8年地価公示 市区町村別平均価格・平均変動率一覧表」
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/605163.pdf
出典:愛知県「令和7年地価公示 市区町村別平均価格・平均変動率一覧表」
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/555479.pdf

前年と比べると、上昇率が大きくなったのは東区・昭和区・中区の3区だけです。北区は前年と同じで、残りの12区は上昇幅が小さくなりました。市全体として、地価の伸びも落ち着きつつあることがうかがえます。

地価はマンション価格そのものではありません。ただ、土地の値動きは、マンション価格にも影響しやすいといわれています。エリアの勢いを見る参考データとして活用するのがおすすめです。

過去の上昇率が高かった区の傾向

名古屋市は、2025年の地価公示で上昇が目立った区について説明しています。熱田区は、中心部と比べて割安感がある地域として需要があったとされています。中村区・千種区・東区は、駅から歩ける範囲での需要が見られたそうです。

こうした区の傾向をまとめると、次のようになります。

傾向 当てはまる区の例
都心に近い割に割安感がある 熱田区
駅から歩ける範囲の需要が底堅い 中村区・千種区・東区

出典:名古屋市「地価動向レポート 地価公示編(令和7年1月1日時点)」
https://www.city.nagoya.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/018/934/07kouji.pdf

これは過去のデータに見られた傾向で、今後も続くとは限りません。区ごとの価格帯や住環境の違いは、名古屋16区のエリア別ガイドで比較しています。

同じ区でも差が出る「駅距離・築年数」

区ごとの平均は、あくまで目安です。同じ区の中でも、駅からの距離や築年数によって価格は大きく変わります。検討エリアを絞ったら、物件の条件ごとに相場を確認するのが一般的です。

※URLは2026年9月時点のものです。

名古屋の中古マンション価格が動いた要因と今後の注目点

10年で約4割上がった名古屋の中古マンション価格には、いくつかの背景があるとされています。ここでは上昇を支えた要因と、今後の相場を見るときに注目したい指標を整理します。

価格上昇を支えた3つの要因

要因 内容
① 新築価格・建築コストの上昇 新築が高くなり、中古の価格も連動して上がった
② 名駅・栄周辺のまちづくり 都心部の利便性や将来性への期待が高まった
③ 低金利を背景にしたマンション需要 借りやすい環境が続き、マンションの人気が高まった

① 新築マンション価格・建築コストの上昇

東京カンテイは、2025年の名古屋市の中古価格について分析しています。開発用地や建築コストの高騰で新築価格が上がり、中古価格も連動して上がったとしています。新築が手の届きにくい価格になると、中古に目を向ける方が増えるケースが多いです。

一方で、割安な一戸建てへの関心が、上昇の重石になっているとも指摘されています。名古屋では、マンションと一戸建てを比べて検討する方も多い傾向があります。新築・中古・中古+リノベの違いは、新築と中古マンションの比較で解説しています。

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格年別推移(25年・年間版)」2026年1月22日公表
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c2025.pdf

② 名駅・栄周辺のまちづくり

名古屋市は、リニア開業を見据えた「名古屋駅周辺まちづくり構想」などをもとに、名古屋駅の駅前広場の再整備を検討しています。都心部の中古マンション価格が伸びている背景の1つと考えられます。

出典:名古屋市「名古屋駅駅前広場の再整備プラン(中間とりまとめ)」
https://www.city.nagoya.jp/shisei/keikaku/1009818/1009848/1009868.html

なお、リニア中央新幹線(品川〜名古屋間)の開業時期は、2026年9月時点で確定していません。JR東海の社長は2026年7月、開業時期を年内に示す考えを表明しています。リニアへの期待だけで判断せず、開業時期の発表にも注目しておきましょう。

出典:神戸新聞「リニア開業時期『年内には示す』 JR東海社長」2026年7月24日
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202607/0020627208.shtml

③ 低金利を背景にしたマンション需要

住宅ローンの金利が低い時期が長く続き、マンションを買いやすい環境がありました。国土交通省の不動産価格指数でも、マンションの値上がりが目立っています。名古屋圏の区分所有マンションは188.7で、2010年平均の約1.9倍の水準です(2025年7月時点)。同じ時点の戸建住宅は112.1で、マンションの上昇が大きいことがわかります。

出典:国土交通省「不動産価格指数」(2025年10月31日公表・2025年7月分)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000085.html

今後の相場を見るうえで注目したい3つの指標

今後の相場がどうなるかを、正確に予測するのは難しいとされています。そのため、次の3つの指標の動きをチェックしておくのがおすすめです。

指標 2026年9月時点の状況 見るポイント
① 住宅ローン金利 日銀が政策金利を1.25%に引き上げ 変動金利の見直しや返済額への影響
② 在庫と成約のバランス 名古屋市の売出価格は上値が重い状態 売れ残り物件や値下げの増減
③ 新築マンションの価格 建築コスト上昇の影響が指摘されている 新築との価格差が中古の需要に影響する

① 住宅ローン金利

日本銀行は2026年9月18日、政策金利を1.25%に引き上げると決めました。6月以来3カ月ぶりの利上げで、2024年3月からの利上げのペースが速まっています。政策金利とは、日銀が景気や物価を調整するために決める基準の金利です。政策金利が上がると、住宅ローンの変動金利も上がりやすいといわれています。

出典:日本経済新聞「日銀1.25%への利上げ決定」2026年9月18日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB182840Y6A910C2000000/
参考:日本銀行「金融政策決定会合の運営」
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm

② 在庫と成約のバランス

在庫とは、売りに出ているものの、まだ買い手が決まっていない物件のことです。在庫が増えて成約が減ると、価格が下がりやすくなる傾向があります。東京カンテイは2026年7月時点の名古屋市について、上値が重い状況は変わらないとしています。愛知県の成約や在庫の動きは、中部レインズの市場動向データで確認できます。

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格月別推移」2026年8月24日公表(2026年7月分)
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202607.pdf
参考:中部レインズ「市場動向(愛知県)」
https://www.chubu-reins.or.jp/pref_report?key=aichi

③ 新築マンションの価格

これまで見てきたように、中古の価格は新築の価格と連動しやすい傾向があります。新築の価格が高い状態が続けば、中古の需要も底堅く推移することも考えられます。反対に新築との価格差が縮まると、中古の割安感は薄れやすくなります。

これらの指標は、「今が買い時かどうか」を決めるものではありません。相場の流れを知るための材料として、参考にしていただくのがおすすめです。買い時の考え方は、中古マンションの買い時を判断する3つの基準で解説しています。

※URLは2026年9月時点のものです。

くらココ。の現場から見る名古屋の中古マンション相場のいま

ここまでは、公的データや調査機関の数字で相場を見てきました。くらココ。は名古屋特化10年・累計10,000組以上の相談実績があります。ここでは、その現場から見えている動きをご紹介します。

フルリノベーション費用は約1,000万円〜約1,300万円に

中古マンションの価格だけでなく、リノベーション費用も上がっています。フルリノベーションとは、内装や設備、間取りをまるごと一新する工事のことです。

時期 フルリノベーション費用の目安
以前 約1,000万円
最近(2026年9月時点) 〜約1,300万円

※くらココ。の施工実績にもとづく目安です。広さや工事内容によって異なります。

費用が上がった主な理由は、建築資材などの値上がりです。東京カンテイも、建築コストの高騰が新築価格を押し上げていると分析しています。新築だけでなく、リノベーションの工事費にも同じ影響が出ている状況です。

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格年別推移(25年・年間版)」2026年1月22日公表
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c2025.pdf

中古+リノベを検討するときは、物件価格とリノベ費用を合わせた総額で考えるのが大切です。物件価格の相場だけを見ていると、予算が足りなくなるケースもあります。費用の内訳や工事の流れは、名古屋の中古マンションリノベーションの費用相場と流れで解説しています。

売出価格と成約価格の差|現場で見える実際の動き

売出価格どおりに成約するとは限らず、実際の取引では価格が見直されることもあります。現場では、売り出し期間が長い物件ほど値下げが起きやすい傾向があります。交渉のタイミングや進め方は、中古マンションの値引き交渉のポイントで解説しています。

お客様の声:相場が上がる中で「中古+リノベ」を選んだ理由

価格が上がってきた中で、中古+リノベを選んだお客様の声を2つご紹介します。どちらも、区別の価格差の章で見た中心3区の中区でお住まいを購入された方です。

事例1:新築と中古を比べて、中古+リノベに決めた方(中区)

項目 内容
最初の検討 新築か中古か決めていなかった
不安だったこと 築年数が古く、見えない部分に問題がないか
決め手 新築と中古のメリット・デメリットを比べて納得できた
こだわり インナーサッシで断熱性を高めた
満足度 90点

最初は新築も含めて検討されていたそうです。担当者から両方の良い点・気になる点の説明を受け、「中古でもいい」と判断されました。

まずはプロに相談してみるのが大事だと思います。

お客様事例:https://www.kurakoko.com/interview/23823p/

事例2:「新築は狭い」と感じて中古リノベを選んだ方(中区)

項目 内容
きっかけ 新築を見学したものの、狭いと感じた
不安だったこと 相場感がわからず、自分に買えるのか不安だった
決め手 スピーディーで誠実な対応
こだわり どうしても入れたかった大きなキッチン
満足度 100点

同じ予算で広さを求めた結果、中古+リノベにたどり着いたケースです。相場がわからない不安も、専門スタッフに相談しながら解消されたそうです。

知識がなくても、専門の方にお任せすれば理想通りの住まいに出会えるのでいいと思います。

お客様事例:https://www.kurakoko.com/interview/22847p/

どちらの事例にも共通するのは、新築の価格や広さに悩んだ末の選択だった点です。相場が上がる中で、「立地」と「広さ」を両立する方法として中古+リノベを選ぶ方は少なくありません。

※URLは2026年9月時点のものです。

名古屋の中古マンション相場に関するよくある質問

Q. 名古屋の中古マンションの平均価格はいくらですか?

2026年7月時点で、名古屋市の中古マンション価格は70㎡換算で2,926万円です。中区・東区・千種区の中心3区では4,029万円と、市全体より1,000万円以上高くなっています。どちらも売出価格をもとにした数字のため、実際の成約価格はこれより低くなるケースが多いです。

エリア 70㎡換算価格(2026年7月時点)
名古屋市 2,926万円
中心3区(中区・東区・千種区) 4,029万円

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格月別推移」2026年8月24日公表(2026年7月分)
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202607.pdf

Q. 名古屋の中古マンション価格は今後下がりますか?

今後の価格を正確に予測するのは難しく、上がるとも下がるとも言い切れません。2026年7月時点の名古屋市の価格は2,900万円台で推移しており、横ばいに近い動きです。一方で、日本銀行は2026年9月に政策金利を1.25%へ引き上げています。

金利や在庫の動きは、今後の相場に影響する可能性があります。記事内の「今後の相場を見るうえで注目したい3つの指標」もあわせてチェックしてみてください。

Q. 中古マンション+リノベの総額は、相場より高くなりますか?

リノベーションの内容によっては、物件価格の相場より総額が高くなることがあります。くらココ。の施工実績では、フルリノベーションの費用は最近で〜約1,300万円が目安です(2026年9月時点)。一方で、水回りだけなど工事の範囲を絞れば、費用を抑えられるケースもあります。

考え方 ポイント
総額で比べる 物件価格+リノベ費用+諸費用で予算を組む
工事の範囲を決める フルリノベか、部分的なリノベかで費用が大きく変わる
新築と比べる 同じ立地・広さの新築価格と総額を比べる

Q. 初めてで相場の見方がわからなくても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。相場の見方に迷うのは、ごく自然なことです。まずは「売出価格・成約価格・㎡単価」の3つの違いを押さえておくと、数字を読みやすくなります。前章でご紹介したお客様も、最初は相場感がわからず不安だったそうです。専門スタッフに相談しながら、物件ごとの相場を確認していくと安心です。

Q. 購入を決めていない段階でも相談できますか?

購入を決めていない段階でも、相談はできます。「今の相場を知りたい」「予算の目安を知りたい」といった段階でのご相談も多いです。くらココ。には宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーなどの有資格者が在籍しています。物件のことからお金のことまで、まとめて相談できます。来店予約やお問い合わせから、お気軽にご連絡ください。

※URLは2026年9月時点のものです。

まとめ|名古屋の中古マンション相場と価格推移のポイント

名古屋の中古マンション相場について、この記事のポイントを整理します。

テーマ ポイント
相場の見方 「売出価格・成約価格・㎡単価」のどの数字かを意識して読む
10年の推移 70㎡換算で2,059万円(2016年)から2,907万円(2025年)へ、約41%上昇
2026年の動き 2,900万円台で推移し、横ばいに近い状態(2026年7月時点)
区ごとの差 中心3区は4,029万円で市全体との差は1,000万円以上(2026年7月時点)。住宅地の地価は16区すべてで上昇し、上昇率は+1.1〜+6.3%と差がある(2026年1月1日時点)
上昇の背景 新築価格・建築コストの上昇、名駅・栄周辺のまちづくり、低金利
今後の注目点 住宅ローン金利、在庫と成約のバランス、新築マンションの価格
現場の動き フルリノベ費用は約1,000万円から〜約1,300万円に上昇

名古屋の中古マンション価格は、10年で大きく上がってきました。ただし2026年は伸びが落ち着きつつあり、区によって動き方にも差があります。市全体の平均だけでなく、検討エリアの推移や物件ごとの成約価格もあわせて確認することが大切です。リノベーションを考える場合は、物件価格とリノベ費用を合わせた総額で判断するのが一般的です。

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執筆者紹介

くらココ。編集部

名古屋エリア特化の中古マンション×リノベーション専門チーム。
約10年で累計1万組以上の相談実績を持ちます。宅建士やFP、リフォーム提案士などのプロが結集し、物件探しから資金計画、設計、購入後のアフターフォローまで一貫サポート。あなたの理想のマンションライフを実現します。


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